こんにちは!
ずーっとVDSLだった我が家に、ついにNURO光が導入されますた!
写真は、NUROから提供されるHGWでございます。ONUとしてもルータとしてもAPとしても働いてしまうオール・イン・ワンな素晴らしい逸品ですね。(負荷を考えろって言われたら何も言い返せませんが...。)
さて、今回記事にしたのは他でもありません。私がGETしたのは、課金すると手に入れられる「NSD-G1000T」でございます。
NSD-G1000Tの特徴
- Qrio Hub機能搭載(使わないかなぁ)
- Wi-Fi6対応(11ax対応機器持ってないんですけどね)
- 2.5G対応LANポートあり(これ!これがお目当てなのよ!!!)
このNSD-G1000Tちゃんは、NUROスマートライフに加入するとGETできます。
詳しいことはこちらの公式ページからどうぞ。
本題:実際使い心地どうなん?
導入から、半月ほど経過したので「良い点」「良くない点」で評価したいと思います。割と情報少ないHGWなので、なにかの役に立つかも...?
良い点
2.5Gポートがちゃんと使える!
(検証NIC:IntelI225-V 検証日時:土曜14時頃)
下りちゃんと2G近くでてますねええええ!これは嬉しい!(上りは最大1Gのプランです)
(検証NIC:Realtek[型番わからぬ...] 検証日時:木曜21時頃)
1Gポートも十分にスピード出てます!よき!
無線の使い心地も結構良い!
(周波帯:5GHz 検証機器:iPhoneX 検証日時:木曜22時頃)
これぐらいのスピードなら、特に不自由することはないですな!(無線混雑してない環境で測定したのであれですけど...)
WPA2とWPA3の併用ができる!
WPA3といえば数年前に出てきた割と新しいプロトコルですが、IoT機器等では対応していないものも多く、WPA2と3併用できたら便利だなぁなんて思うことが多々あると思います。
2.4Gと5Gの設定項目を確認してみたところ、両方ともに併用可能でした。もちろん、併用せずにWPA3のみを使うということもできます!結構便利かも...?
良くない点
2.5Gポートが安定しない件について
そういえば、事前に調べているときに、こんな話題がでてきたんですよね。2.5Gポートに1GのNICからリンクアップするとめちゃ不安定になるというお話です。
結論から言えば、これは本当です。実際に1G対応NIC使ってリンクアップすると、スピードテストが以下のようになります。
<1回目>
(検証NIC:Realtek[型番わからぬ...] 検証日時:水曜18時頃)
試しに3回ぐらいテストしてみましたが、明らかに2回目のスピードとレイテンシがおかしいですね...。NICにもよると思いますが、やはり2.5Gポートと1GのNICではリンクアップが不安定になるのではないでしょうかね。
ただ、取扱説明書にはこのように書かれているので1Gいけそう!と思ってしまうのにも頷けます。もし、この症状でお悩みの方は2.5G以上対応のNICに換装しましょう。(2Gなんてどこで使うんだって話なんですけどね。)
ちなみに、私が使っているのはこのNICです。(アフィリエイトにしたいなぁあああ)
個人的にはおすすめなので、ぜひ😁
SSIDを同一のものにできない
このHGWは、2.4GHzと5GHzの無線を飛ばしてくれます。大抵のAPであれば、SSIDを一緒にすると、電波強度やらなんやらで勝手に周波帯を切り替えてくれたりするのですが、この子ではそれができません。
こんな風に「2.4Gと5GのSSID一緒にすんな!」と怒られてしまいます。
これは、正直不便ですね。(まぁ、HGWにそこまでの性能を求めるなって話にはなるんですが...)
バンドステアリング機能が不安定
バンドステアリング機能とは、前述した2.4Gと5Gの周波帯を勝手に切り替えてくれる機能です。「なんだ!ちゃんと機能あんじゃん!」と歓喜したのですが、これが全く使い物になりません。機能を使い始めた途端、無線に繋がらなくなりました。厳密には、SSID自体はブロードキャストされているのにも関わらず、端末が接続できなくなっちゃったんですね。
これに関しては、理由がわかりませんが、HGWに求めてはいけない領域なのだと思います。お困りの方は、そっと機能をオフにしてあげましょう。
絶妙に設定しづらい
NSD-G1000TのGUI自体がとても簡素なデザインなのですが、ところどころ設定しづらいなぁって時があります。
上記の2つの画像は、このHGWのGUIにおける無線のオンオフができる箇所となっております。大抵のAPであれば「2.4Gと5Gを有効にして適用ボタン押下!」的なフローだと思うんですが、こうなってないんです...。
このHGWでは、2.4Gと5G両方をオンにしたい場合は以下のフローとなります。
- 2.4Gを有効にする
- 設定中。30秒待機
- 5Gを有効にする
- 設定中。30秒待機
いや、手間ああああああああああああああああああああ!
項目ごとに適用するのやめてくれよおおおおお!となります。他の設定項目に関しては、項目を複数設定して適用みたいなことができるのですが、なぜかこれだけ不便な仕様となっています。(なにか理由があるのでしょうか...)
ファイアウォールの設定が大まかすぎる
上記の画像は、ファイアウォールの設定画面なのですが、ご覧ください。なんと「高・中・低」という設定方式となっております。え、なにが変わるんだこれ状態です。
設定項目がこれだけという訳ではないのですが、これは大まかすぎるだろ!と思います。
あ、そうか!取説に詳しく書いてあるんだな!
「ファイアウォール機能のレベルを選択します。」
いや、そのまんまあああああああああああ!もはや、取説の意味を成しているのかわからないレベルでそのまんまでした。せめて、レベルごとに何が変わるのか書いてあると便利だなって思いました。(大学生が偉そうに物言うとあれですけども...)
DNSサーバが変えられない
誰しも好きなDNS鯖があると思います。
(自前のDNS鯖使ってます。という方については今回対象外です。)
このHGWでは、使用しているDNS鯖のIPを見ることは可能なのですが、DNS鯖自体を変える機能を持ち合わせていません。NUROが提供してるDNSなので、信頼性にかけるとかそういうわけではないのですが、DNS鯖はお気に入りのものにしたいですよねぇ...。端末ごとに手打ちするのも面倒ですし...。
(ん?DHCP鯖もDNS鯖も建てればいいって?この逸般人め😇)
まとめ
良い点
- 2.5Gポートがちゃんと使える! (このHGWにおける1番の利点)
- 2.5G以上のNICが必須
- 無線の速度も申し分ない!
- WPA2・WPA3 の併用も可!
良くない点
- 設定項目が全体的に大まかである。 (HGWなので仕方ないかな...)
- ファイアウォール
- DNS鯖指定
- 若干GUIが操作しづらい。(これは改善してほすぃ)
- ランニング環境への適用のタイミング
- バンドステアリング機能等、使えないものがある。 (アプデで改善される説)
- SSIDの同一化(2.4G & 5G)が不可
- バンドステアリング機能搭載だが、不安定
NSD-G1000Tについてご紹介しましたが、個人的に2.5Gポートが付いているのが1番の利点だと考えます。無線も速くて素晴らしいですが、設定項目に関してはHGWの限界を感じました。
無線の設定細かくやりたい!とか、DNS鯖指定したいという方は、他のHGWにするとか、DHCP&DNS鯖を建てるとか、APを別にするなりして、回避することをおすすめします。
私もHGWの負荷分散のために、近いうちにAP・DHCP・DNS分けてみようと思います😎
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